【アニメーター絵本】真崎守『なぞのヘソ島 』
昨年、真崎守さんの絵本『なぞのヘソ島』が復刻されました。文章を担当された橘川幸夫さんのnoteに詳細が載っています、2025年現在もネットで購入できるようです。
へそ曲がりの島 世界中のへそ曲がりが流刑された島が「ヘソ島」です。ここは世界中のへひ曲がりの子孫が生活している。そこに少年が流れ着く。少年は世界の秘密を知るのである。
橘川幸夫さんのnote冒頭よりあらすじ
オリジナル版は「心のおくりもの①」と記載がありますが、シリーズ化していたかは調べたところでも不明。

『なぞのヘソ島』
作:橘川幸夫 絵:真崎守
出版社:アリス館
刊行年:1988年

帯裏の推薦文を書いたのは、教育評論家の斎藤次郎さん。真崎守さんの漫画代表作『共犯幻想』の原作を担当されています。
真崎さんは演出でアニメの世界で名を残しましたので、アニメーターという呼び方は厳密にいうと誤っているかもしれませんが、せっかくなので。

漫画家としてもニューウェーブを先駆けた作風で人気を博しました。この絵本でもそういったテイストは余すことなく発揮されています。復刻版の刷り部数はかなり少ないそうです。早めに買い求めするのがいいかもしれません。